【物件探し】 中古マンション探し、床構造も要チェック

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こんにちは、リノベーションサービスの〈リノプラザ〉です。

マンションを購入する際、床材や壁といった表面的な内装に目が行きがちですが、床の構造について考えたことはあるでしょうか。実は、床構造によってリノベーション内容に制限がかかる可能性もあるので、重要なチェックポイントの一つです。
マンションの床はフローリングが主流となっていますが、フローリングはあくまでも床の表面であり、その下にあるのが構造体。マンションの床構造としては「直床(じかゆか)」と「二重床」の2種類があります。

●スラブに直接床材を施工する「直床」
「直床」とは、床スラブと呼ばれるコンクリートの構造床にフローリングなどを直張りする床構造のこと。日本で団地やマンションの建設が本格化した当初は、直床が一般的でした。このため、築年数の古い団地やマンションは直床であることが多いようです。
直床物件では、床下に配管を通すために水回りのみ二重床となっていることがあります。このような作りだと配管の位置を移動することが難しく、リノベーションの内容が制限される可能性があるのです。

●スラブとフローリングの間に空間がある「二重床」
一方の「二重床」とは、床スラブの上に専用の支持ボルトを立てて、その上に床材を張る構造のこと。支持ボルトに防振ゴムをつけることで、床材の安定感を確保しています。
二重床では床スラブとフローリングの間に空間があるので、衝撃音が和らげられます。そのため、直床に比べて遮音性が高いとされています。
そして、二重床であれば床下の配管を自由に動かすことができるため、水回りの移動も比較的簡単です。大々的なリノベーションを予定しているなら、二重床の物件がおすすめと言えるでしょう。
 

 

このように、マンションの物件を決める際、床の素材だけでなく床下の構造も把握しておくことが大切です。特に大規模なリノベーションを検討しているなら、できる限り二重床の物件を選んだ方が自由度は高まります。
一方で、二重床物件に選択肢を絞ってしまうと、なかなか希望の物件が見つからないということも。
自身の希望と優先順位を整理した上で、床構造も一つの要素として検討材料に組み込むのがおすすめです。


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