例えば、「エアコンの増設ができないかもしれない」という話

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こんにちは、リノベーションサービスの〈リノプラザ〉です。

中古マンションを購入し、内装も設備も一新させて素敵な住まいへ・・・。でもその前に、取り入れたい設備が希望通りに設置できなくて・・・ということにならないように、リノベーションの際にはしっかりとした確認・検討が必要です。
住宅設備において、マンションの場合、管理規約やマンションの構造によっては「実現できない可能性がある」というお話をしたいと思います。

●エアコンの新設
エアコンは室内機と室外機がセットになっています。そのため、エアコンの設置が想定される箇所には、外と通じる配管用の穴が必要になります。築年数が古い物件になると、リビングはエアコンを設置することができる状態だが、洋室はエアコンを設置できない状態といったケースもあります。
配管用に穴を開けることをコア抜きと言いますが、打設済みのコンクリートに穴を開けると、誤って構造に必要な鉄筋を切ってしまいかねません。そのためマンションの場合、管理組合から許可がおりずエアコンを設置できないということがあります。
また、室外機1台に対しエアコンを2台以上つなぐことができる「マルチエアコン」というものもあるのですが、こちらを採用する場合も、ドレンホースの勾配や配管などの設計が必要になるので、早い段階でリノプラザにご相談いただければと思います。

●インターホンの交換
共用エントランスと連動している、火災報知器や防災センターと連動しているというように共用部と関係していることが多い設備で、専有部のリノベーションでは交換できないことがほとんどです。部屋の中の機器だけでも新しいものに…という場合も許可がおりないケースがあるので、必ず事前に確認しましょう。
交換できないと分かったら、あまり目立たないところに移設する、あるいはインターホンをカバー等で隠すなどの工夫も考えられますので、これも早い段階でリノプラザにご相談いただければと思います。

●給湯器の号数アップ
給湯器の「号数」というのをご存知でしょうか。号数は、「水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるか」という性能を表しています。
お風呂でシャワーを浴びている際に、キッチンで他の人がお湯で洗い物をし始めるとシャワーの勢いが減ってしまった…というのもこの号数が関係しています。
一般的に16号、20号、24号というのをよく見かけますが、実はマンションの場合、自由に号数を上げられない場合がございます。
マンション全体に供給されているガスの供給量によっても各住戸が使用できる号数が決まりますので、ガス会社や管理組合に問い合わせをして確認する必要があります。
「できると思っていたら・・・」ということにならないためには、早めの確認が必要ですね。


今回は3つほど例を挙げさせていただきましたが、
マンションのリノベーションには様々な盲点や想定外のこともあり得るもの。
ご自身で判断せずに、計画段階からリノプラザにご相談いただければ
不安を解消して最適な方法をご提示できると思います。


どんなことでも、ぜひお気軽にお声がけください。


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RenoPlaza 〈リノプラザ〉

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