生活をするとき、コンセントは必ず必要ですよね。
でも、「コンセントの位置が遠くて困った」、「ここにコンセントをつければ良かった」など、いざ住み始めてから後悔することも多いよう。コンセントひとつにしても、暮らしに合わせて自由自在なのがリノベーション!参考に、便利で失敗のないコンセントの位置について紹介します。
●テレビ
テレビを壁掛けにする方は、壁掛けテレビ用のコンセントが必要です。
テレビボードの上に置く場合は、壁の下あたりにコンセントが必要です。
壁掛けにするつもりが結局テレビボードの上に置くとなると、壁掛けテレビ用のコンセントが目立ってしまうので、リノベの際にはテレビのスタイルも考慮しましょう。
●書斎やワークスペース
書斎や小さなワークスペースには、PC用のコンセントを設置しましょう。
PCがデスクトップの場合は色々な機器を置く必要があるので、多めにコンセントが必要です。
●収納にもコンセント
プリンターを持っている方や無線LANを設置する方は、収納の中にコンセントを作るのがオススメ。プリンターは場所を取るので、コンセントのある位置まで運ぶ・・・というのは手間ですよね。
また、無線LANに関してもどこかに置くとなると意外と目立ちやすい機械。収納の中ならいちいち動かす必要もありませんし、部屋の中がスッキリします。
●キッチン周り
キッチンのカウンター部分や背面のカップボードなどは作業をすることが多い部分。うっかりコンセントの設置を忘れてしまいやすいところです。
ハンドミキサーやホームベーカリー、コーヒーメーカーや電動ミルなど、さまざまな家電を使用する機会があると思います。少し多めのコンセントを用意しておくと安心です。
●ダイニング
食事を囲むダイニングテーブル部分では、ホットプレートやたこ焼き器などを使用する機会もありますよね。コンセントが近くにないと、延長コードを引っ張ってこないといけません。また、通路をまたいでコンセントをさす場合は人が通るときに転んでしまうといった危険性も。ダイニングの床部分や通路を介さない近いところにコンセントを設置すると安全で便利です。
●ウォーターサーバー用
最近は、ウォーターサーバーを設置しているご家庭も増えてきました。ウォーターサーバーは場所を取るので、あらかじめ置く場所を決めておき、近くにコンセントを設置するようにしましょう。
●スマホやゲームを充電する場所
現代人に欠かせないスマホやゲーム。特にスマホは、仕事があるから手元から離せないといった方もいるでしょう。スマホやゲームを充電しながら使用したい場合、家の中のどこでよくスマホを使うか思い出してみてください。ソファの近く、寝室の枕元付近、書斎のデスク付近など充電しながら使う場所は意外とありますね。
●掃除機やお掃除ロボット
お掃除ロボットやコードレスの掃除機を使っている場合は、コードの長さや掃除の動線を考えず、充電する場所のコンセントのみ確保すれば問題ありません。コード付きの掃除機の場合、平均のコードの長さが5メートルほど。リビングでは中央付近にコンセントをつけておけば部屋の隅までお掃除することができます。
●脱衣所
脱衣所で洗濯物を部屋干ししたい場合は、除湿器やサーキュレーターなどを使用するお家もありますよね。脱衣所の壁の下の付近にもコンセントを設置するようにしましょう。
●玄関やシューズクローク
玄関やシューズクロークにもコンセントがあると非常に便利です。玄関のインテリアの照明や、子どものいる家庭だとクリスマスツリーを飾ったりする機会もあります。
コンセントというと足元の高さに設置されていることが一般的ですが、場所によっては、デスクより上の位置が便利という場合も。どの場所をどう使うか、室内のレイアウトを事前に考え、設置する高さも検討しておくこともポイントです。
新しくなった住まいでの暮らし方をいろいろ思い浮かべながら、コンセントの位置にもこだわって住まいづくりをしてみましょう。
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