50代からのリフォーム・リノベーションを成功に導く3つのポイント

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住まいのリフォームやリノベーションは、一般的に家族のライフステージや生活環境の変化に合わせて行うものですが、特に50代はその適齢期といえます。この年代は子供の独立や住まいの経年など、リフォームに適する要素が数多く存在します。50代で自分たちの住まいをあらためて見直していく作業は、将来的な生活の質を向上させるための重要なポイントとなるでしょう。
この記事では、50代からのリフォーム・リノベーションを成功させるための3つのポイントについて詳しく解説します。

50代はリフォーム適齢期!おすすめの理由・メリットとは

まずは、50代からのリフォーム・リノベーションをおすすめする理由、メリットについて紹介していきます。

「自分本位」の家づくりができる

20代後半から30代で子供をもうけた場合、50代で子育てが一段落するご家庭が多いでしょう。
これまで子供の安全性や快適性を主体に考えていた暮らしから、夫婦が主役となることで自分自身のライフスタイルや趣味に合わせた家づくりへとシフトできるようになります。
子供たちが独立して家のスペースが余るようになれば、自分の趣味の部屋や快適な書斎、リラックスできるリビングルームなど、「自分本位」のリフォームが実現できます。
また、これまで忙しくて手がつけられなかった部分に時間をかけ、家全体を見直すことで日々の暮らしに新しい価値を見出すことができるのです。

金銭・体力・時間に余裕がある

50代はキャリアが安定し、経済的に余裕が出てくる時期でもあります。
子供の教育資金などの確保も必要なくなるため、若い頃と比べてリフォームに投資できる資金が増え、質の高い材料や設備を導入することが可能になります。
また、リフォームを実施する際には、業者選定や打合せ、仮住まいへの引越しなど、多くの時間と労力を要しますが、50代であればまだ体力が充実している方も多いでしょう。元気なうちにリフォームを行うことで、自分自身が納得のいく形でプロジェクトを進められます。
さらに、キャリア的な安定期を迎え仕事の調整がしやすく、子育ても一段落しているため、リフォームの計画や実行に充てる時間も確保しやすくなります。

老後の暮らしを想定したリフォームがしやすい

50代は自分自身の考え方や生活環境が安定している場合が多いため、老後の生活を見据えた家づくりを考えるのに最適な時期でもあります。
例えば、家の中の段差をなくす、手すりを取り付ける、開き戸を引き戸に交換するといったバリアフリー対策をしておくと、70代、80代になったときに安心です。
年齢を重ねると、身体機能や認知機能が低下してきますが、そうなる前にリフォームすることで、これから先20年・30年と快適に使える住まいを実現できます。また、健康を維持し、快適に過ごせる家づくりを目指すことは、老後の生活の質を高めることにもつながります。
50代でリフォームを行うことで、今後も長く続いていく生活の基盤をしっかりと築くことができるのです。

50代から行うリフォーム・リノベーションの3大ポイント

ここからは、50代からのリフォーム・リノベーションで考慮すべき大切なポイントを紹介します。

自分の好みやこだわりを大切にする

50代からのリフォームで最も重要なのは、自分自身の好みやこだわりを反映させることです。これまでの人生で培った経験や知識を活かし、自分が本当に好きなスタイルやデザインを取り入れることで、毎日の生活がより豊かで楽しいものになります。
子供が帰省した際の居場所として子供部屋をそのままにしておく家庭も多いですが、せっかくであれば毎日を過ごす自分たちのスペースとして活用するのがおすすめです。
例えば、趣味や書斎として使えるスペースを設ける、おしゃれなキッチンにする、個室をなくしてLDKを広くする、といったリフォームが考えられます。
また、インテリアや家具の選び方にもこだわることで、家全体の雰囲気を統一し、居心地の良い空間をつくることができます。
使い勝手や性能も大切ですが、自分が心から満足できる空間づくりを第一のテーマに掲げ、リフォームにのぞみましょう。

温度変化の少ない室内環境を作る

50代からのリフォームでは、快適な室内環境をつくることも重要なポイントです。
鉄骨造やコンクリート造で比較的温度変化の少ないと言われるマンションであっても、近年の異常気象の影響で室内が過酷な環境になるケースが少なくありません。
また、1年を通じて適温を保つ住まいは、心疾患や呼吸器疾患、高血圧のリスクを下げ、風邪やインフルエンザへの抵抗力を上げ、結果として健康寿命を延長につながることが明らかにされています(※)。
マンションの場合、基本的に共有部分のリフォームはできませんが、内断熱の強化や内窓の設置により、夏涼しく冬暖かい快適な室内環境をつくることができるでしょう。
また、外気温の影響を受けにくい住まいは冷暖房効率をアップさせるため、省エネ対策にも有効です。少ない電力でも心地よい室温を保ち、光熱費の節約が実現できます。

※参考:国土交通省|住宅宅地分科会話題提供2019.12.23「住宅の温熱環境と健康の関連」

バリアフリー化を検討する

老後の生活を見据えたリフォームでは、バリアフリー化も欠かせない要素です。50代のうちにバリアフリー対策を行っておくことで、将来的な身体の変化にも余裕を持って備えられます。
具体的には、段差をなくす、手すりを設置する、広めのドアや廊下を確保する、開き戸を引き戸に変える、などの工夫が挙げられます。
また、バスルームやトイレなどの水回りも重要なポイントです。滑りにくい床材を使用する、座ったまま使用できる洗面台にする、車いすや介助者も入れる広いトイレにするなど、安全で使いやすい環境に整えることを意識しましょう。
これらの対策を講じることで、将来的にも安心して暮らせる家づくりが可能になります。

まとめ|50代からのリフォームは「健康的で楽しい」をモットーに

50代からのリフォーム・リノベーションは、自分のライフスタイルや将来の生活を見据えた計画を立てることが重要です。自分の好みやこだわりを反映させ、快適な室内環境をつくり、老後の暮らしも見越した家づくりを行うことで、健康的で豊かな生活を実現できるでしょう。
50代はリフォームに最適な時期であり、経済的な余裕や時間的な余裕を活かして、自分らしい家づくりを進めやすい時期です。今回紹介した3つのポイントを参考に、新たな暮らしを実現するリフォーム・リノベーションをぜひ検討してみてください。

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